先日、犬とロックって似てね?という記事を書いたら何件かコメントを頂きました。
何かしら反響があると嬉しいですね。有難う御座います。
そのコメントのなかにパンクはプロテスタントでメタルはカトリックというものがありました。
目から鱗とはこのことでした。
なるほど。すごいことを考える人いるなー。
宗教による影響は歴史を通じて僕たちの生活に大きく影を落としていますね。
文化、生活、環境。
衣食住。
それは音楽も然り。
あぁ僕もこんな頭のよさそうなこと書きたい!!
カトリックとプロテスタント
宗教のお勉強から記事を始めようとおもいました。
が、その宗教の規律やら成り立ちやらはややこしかった。
浅学の僕では確実に誤謬が発生するので、詳しくは書きません。
なんとなく雰囲気だけ察していただければいいかなと思います。
カトリック
カトリックってのは伝統ですね。
キリスト教の伝統です。
その教えはキリストの使徒から教徒へと広まり、研鑽され確立されてきました。
なのでカトリックでは教父の影響力がすごいのです。
カトリックは格式を大事にします。
だから教会は豪華絢爛、聖職者の衣装もしっかりしていて綺麗なものをお召しになっています。
これはカトリックというのは教えが厳しいという反面があるのかもしれませんね。
この因果関係は逆かもしれませんが。
厳格な教えを守ったからこそ信仰である神の前では美しくいようという現われなのかもしれません。
プロテスタント
プロテスタントは質素なんですね。
その誕生はかつて宗教が人々の為の救いであったことに対し、腐った坊主が私利私欲のままに暴利を貪って私服を肥やし、宗教の本来の意味を失っていたことへの反発から生まれたのです。
だからこそプロテスタントは質素な生活をものになっているのです。
教会も比較的シンプル。そこにいる人も牧師と呼ばれ比較的普段着だったりします。
ボロは着てても心は錦、なんです。
これは偏に「聖書」の自由解釈に基づいていることから起因されるのかもしれませんね。
聖書にこうかいてあるから俺はこう解釈する!だから俺はこうでいいんだ!
原点はこうなんだ!聖書が正しい!
とういのが主張ですね。つまりそのアティチュードが大事なんだと。
その2つの源流
カトリックもプロテスタントもその派生は無限にあるものらしいです。
でもその源流はひとつのキリスト教という信仰から始まったことを忘れないでみんな仲良くしましょう。
みんなちがって、みんないい。
メタルとパンク
ちょっと登場人物に恣意的なナニカがあるかもしれせんがご容赦ください。
メタル
メタルってのは伝統ですね。
ロックが進化した伝統です。
その技術、音楽はギタリストからギタリストへと広まり、研鑽され確立されてきました。
なのでメタルではギタリストの影響力がすごいのです。
メタルは格式を大事にします。
だからステージは豪華絢爛、演者の衣装も煌びやかでド派手なものをおめしになっています。
これはメタルというのが練習が厳しいという反面があるのかもしれません。
この因果関係は逆かもしれませんが。
大変な練習を経て技術を身につけたからこそオーディエンスの前ではかっこよくいたい現われなのかもしれません。
メタルってのは格式の音楽です。
ドラマチックな構成。
重たく装飾された曲。
北欧の超絶ギタリスト、イングヴェイマルムスティーンは言いました。
「バッハ以降、初めて作曲したのは俺。」
ロックスターの真髄です。大言壮語。
エンターテイメントの集大成ですよね。だれでもできるわけじゃない!
(※インギーはメタルでいいのか?いや、まぁヤングギターに載ってればメタルか…)
パンク
パンクってのは質素なんですね。
その誕生はかつてロックンロールが若者の為の音楽であったことに対し、高度な演奏技術が蔓延し、ロックの本来の意味を失っていたことへの反発から生まれたのです。
だからこそ楽曲も技術を必要としないシンプルなものになっているのです。
ステージなんて質素。基本的に演者もその辺で買ってきた小汚い格好です。
ボロは着てても心は錦、なんです。
これは偏に「ロック」の自由解釈に基づいていることから起因されるのかもしれませんね。
ロックンロールは自由なんだ!なんだっていいじゃないか!だから俺はこうでいいんだ!
原点はこうなんだ!ゲットバック!
とういのが主張ですね。つまりそのアティチュードが大事なんだと。
パンクロックって質素な音楽です。
シンプルなコード。
シンプルな曲構成。
アメリカのパンクロックの元祖、ラモーンズのジョニーラモーンが言ってました。
「ギターソロなんて弾いているヒマない。」
パンクロックの真髄です。装飾なくただシンプル。
で、パンクロックは誰でも出来る。コレ大事です。
その2つの源流
パンクもメタルもその派生は無限にあるものですね。
でもその源流はひとつのロックという音楽から始まったことを忘れないでみんな仲良くしましょう。
みんなちがって、みんないい。