「ガンジーも走って殴りに来るレベル」とかいう表現が面白い。
こぞって匹敵する文章を2ちゃんねるなどで思案しているが、今回の私の考案するタイトルもなかなかだと思う。
手前味噌でございます。
日本のネット文化に「メシテロ」なる現象が至る所に勃発している。
美味しそうな食事の画像をウェブ上にアップロードし、ダイエット文化盛んな人びとに見せつける。
なんたる傲慢。自己顕示欲とともに他者陥落欲を満たす。
私自身もこのはてなブログを利用し、ブログの勉強といいつつ様々な方々の個人エンターテイメントを享楽することにより、テロリズムに遭遇する場面が多くなったと自負している。
みなさんごはんおいしそう。ってかメシテロ大好き。あれ見てて楽しい。
このテロリズムに対する待望、高揚、アドレナリンは誰もキズつけない平和なものだと思う。
世界のテロがすべてこうなら良いのにね。
マホメットムニャーンナンチャラカンチャラ12世「いまからアメリゴベスプッチ大統領国にテロを開始する。イスラムの伝統ジャンク料理、カバーブバーガーである。」
アメリゴベスプッチ民「うめぇwwwヤミーヤミーwwwこら肥満大国抜け出せねぇやwwww」
医療費圧迫。
せまる経済危機。
ケバブで世界がヤバイ。
私はきらいなものがない。
なんでも食う。ラピュタのアイツみたいなセリフだけど。
「うーんと、おれ…なんでも食う!」ずいぶんお気楽な方だと思っている。
しかし以前、他人の作ったにぎりめしが食えない、と日記に書いたことがある。
それだけは無理だ。厳しい。
というか、人の作ったものが結構厳しい。
とくにババア。すまないババア。私はババアが苦手です。
というのも、ウチのババアがかなり不衛生な方であったからだと推察自己分析。いまなら大企業に受かりそう。
「私はババアが苦手である。幼少期のババアによる衛生観念の破壊、そのレバレッジがコミットしておるゆえんである。」人事からもれる感嘆の熱いため息。「おぉ…よくぞそこまで自分のことを…すばらしい。」即採用。空想上では私はエリート。
鍋に向かってくしゃみするし、フライパンに向かってくしゃみするし、皿に向かってくしゃみする。クシャミババア。鼻腔ゆるゆるババア。
だからか、すべてのババアの調理におけるスタンスは、くしゃみによる味付けがなされている、という恐怖を抱いているのかもしれない。
その、くしゃみのエッセンスなのか、基本的に味がうすい。
希釈されていているのかな?そんな疑問。
そういや、じいちゃんが作る飯はうまかった。
魚捌けるし、基本酒飲み(というかじいちゃんアル中)だから飯の味付け濃かったし。
結果、彼は糖尿を患うのだけど…。
そういうことで、実はこのあいだ実家に帰省した。
そこで私を待ち受けていたのは表題のメシテロでございました。
なぜこんなにも豚汁の味がうすいのか!
なぜこんなにもから揚げがパサついているのか!!
なぜこんなにも米がべしゃべしゃなのか!!!
まぁ彼らも高齢。
糖尿のじいちゃんには味が濃いものダメだし、鶏肉の脂もキツイのでから揚げは胸肉。そしてごはんはやっぱやわらかくないと食えないんだろうな。
わかっているんだ。だからがんばって食ったよ!お…おいしかった…!!
誰かが誰かのためを想って作る料理にマズイもんなんてないのです!!
でも他人が作ったモンはやっぱり苦手だ!!!
余談
もし仮にフカキョンがメシを作ってくれたらよろこんで食う。
マズくても食う。
フカキョンのくしゃみなら浴びたい。