まだロックが好き

まだロックが好き

おめおめと生きている日記

一人暮らし、はじめての夜に流した涙

東京にでてきてひとり暮らしをはじめた。なんだかレオパレスのコマーシャルみたいですね。ナレーションは広瀬すず。猫みたいな名前。かーわいい。 おれは逐電してきた。地元は静岡だけれど、おれは静岡がきらいだった。静岡がきらいなのではなく、母親がきら…

イギリス人になりたい

僕が白人だったら長い足とブーツでフロアー蹴りつけビートルズが好きって言ってフィッシュアンドチップスを食べる、みたいなことに羨望というか憧憬がある。おれは転職してイギリス人になりたい。ちょっといまデューダでさがしてるところ。 古来より継承され…

記事のタイトルとサンドイッチの中身

おれはしばしば、はてなブックマーク、というサイトを利用する。そこで気になった記事をクリックし、内容を読んでは血肉にしている。 この「気になる」というのはだいじだな、とおもう。気にならなければ、どんなおもしろい記事でもひらかれないからだ。これ…

信玄餅の進歩の無さについて

たぶんみんな怒っているとおもう。おれだけじゃないはず。信玄餅はなんで頑迷固陋にあのフォーマットをとりつづけるのか。 明確に言おう。食いにくい。というか、いまだにどう食うのが正解なのかわからない。 先日。信玄餅を土産としていただいた。いただい…

勉強なんかできなくていいけど、おもしろいひとになってほしいな

風呂から上がり、からだの水気をタオルで吸ったあと、引き戸を開けて、「わわわわ~、シロちゃんです! んもぅ! 色違い!」というのをやるのだけれど、これがちっとも妻にうけない。おれがわるいのか、シロちゃんがわるいのか。 それにくらべて妻はおれのつ…

セブンの「もちもちお好み焼きパン」にノーベルパン賞あげたい

セブンイレブンといううまいものしか販売していないよろず屋がある。そのうえ二十四時間営業だというのだから、ほんとセブンイレブンには足向けて寝らんないですね。 そのパン棚に「もちもちお好み焼きパン」というのが陳列されている。これがすさまじくうま…

サブウェイも一蘭みたいな注文システムにすればいいのに

先日。サブウェイというパン屋に行った。おもにサンドイッチをとりあつかうパン屋で、おれは「エビアボカド」という商品をチョイスした。ちょいーっす。 その発注のさい問屋をとおした。妻である。そもそもサブウェイというショップ自体、妻に忍従してやって…

ラジコンするならスネ夫マインドを持つべし

三歳児にラジコンを購入した。モンスタートラックのそれである。それを拙宅まえ、七分の一の所有権を有する私道にて操作していたのだが、おれはもういっそのことスネ夫になりたい、とおもった。 スネ夫とは、ドラえもんに登場する架空のじんぶつである。スネ…

Linnerのライトニングイヤホンは6000円以上の価値があるのかもしれない

ブルートゥース接続をしたさい、「きっとだいじょうぶ」という確信はあるのだけど、ちょっと心配になり、イントロは片耳のイヤホンをはずし、耳をアイフォンのスピーカーにそば寄せて「よし! ちゃんと接続されてるぞ」と確認するのは、おれだけでしょうか?…

ギターの剥離&再塗装をしたら愛が深まった

ギターのなにが好き? と訊ねられたら、「見た目」と答える。ちなみに「女性のなにフェチ?」という問いには「顔フェチ」と答えている。なにがいいたいか、というと見た目というのはすごく大事だということです。 先日。ギターの色を変えた。はじめてやった…

事件です。

息子と午睡をキめていると、階下に気配がする。妻が帰ってくるにはまだはやい。ってゆうか妻が帰ってくれば、まず二階の寝室にきてくれるはず。おかしい。 この家にはおれたち以外だれもいないはず。いや、厳密にいえば小虫とかダニとかそういうのはいるかも…

水ぼうそうの予防接種は受けたほうが好い

先日。顔面と明るさとユーモアだけがとりえの妻が、すこぶる哀哀たるさまであった。最愛の息子が水ぼうそうを罹患してしまったのである。 水ぼうそうに感染すると、からだのランダムな場所に豆粒のごとき痒疹が発生し、壮絶な瘙痒感をおぼえる。また、ウイル…

所感を振るうときは少数意見がいることをおぼえておいてほしい

おれはくさい食いものが大好きだ。例をだそう。ブルーチーズ、パクチー、ラム肉などだ。これらはくさければくさいほどうまい。グルメレポーターが「あんまりラムくさくなくて、おいし~」とか言っているのを見ると、「てめぇ、なにくってんだ」と王様のブラ…

着替えは靴下からはじめる。それも右足から。靴も右から履く。毎朝おなじことをしないと気が狂う。

ちいさな幸せをだいじにしている。判で押したような生活、そんなふうな形容がぴしゃりと吻合する。でも、それでよいのだとおもう。 しかし、世上万般すべてがオッケーオッケー、ってぐあいにはいかない。ときとしてトラブルが襲い掛かり、そんなできごとに人…

「あいつ、おせーなー」と言う三歳児

さいきん息子の耳コピがすごい。耳にいれた音を、すぐに口から吐きだせるようになった。しかし、これはこまったことである。そして、ちょっと反省をしている。 妻が所要にて不在時、息子がだしぬけに「あいつおせーなー」と言った。むろん、これは彼のほんと…

カートコバーン推し。尊い。尊すぎてマジしんどい。

はぁ…。と長嘆すべきマジ尊さ。やばくね? ってかんじでカートコバーンが高校のころおれのアイドルだった。むしろおれの酸素だった。カートしか見えない。つらい。携帯の待ちうけにして奉ってた。毎日お水とおまんじゅう捧げてた。 ってゆうかロックたるジャ…

ただ真実が知りたかっただけなんだ

昨晩。帰りの電車内がくさかった。経験的に、あ、これは足のくさいニオイだな、とおもった。すさまじい瘴気だった。世界を蹂躙していた。あまりのくささにちょっと死んじゃうかとおもった。「バイオテロです! この電車をとめてください!」。JRにほうこく…

映画レッドタートルを観た感想

この映画の感想をかくとなんだか「意識が高いヤツ」みたいな印象をあたえてしまうかもしれない。でも、おれはぜんぜん意識高くない。きほんマヨネーズがかかっていればなんでもうまい。 世の中には「説明のできるおもしろい」と「説明のできないおもしろい」…

アジフライをなめるな

肉よりも魚のほうが高い。 牛肉はべつとして、豚肉、鶏肉であれば魚よりもぜんぜん安価で入手できる。冷凍の魚になるとちょっと話はかわってくるかもしれない。あと漁村ならば魚のほうが安いのかも。でもやっぱり魚は肉よりも高額だとおもう。 そんな魚と肉…

妻への不満

偕老同穴の契りを結んだ糟糠の妻といえども、憤懣やる方ないことだってある。おそらくすべての夫婦が、おたがいにちょっとした不満を抱えているはずである。 ちょっとした不満だからこそ、いちいち諫言を呈するのもはばかられる。だからといってどこかでその…

三歳児検診にいったら心理相談室に連行された

先日。三歳児検診がおこなわれた。問診などの結果、「心理相談室にいきましょう」といわれた。とにかく息子は「落ち着きがない」とのことだった。 たしかにわが子は落ち着きがない。受付では、おおくの子どもがお母さんの膝のうえにちょこんと坐していたり、…

自転車の鍵がこわれて世界の真理を理解した

自転車のふたりのりは法的に禁止されているが、合法的にふたりのりをするには子どもを産み、育てるのがベストであると思う。保育園の通園に自転車をふたりのりしているが、なんの警告も受けたことがない。 今朝。子どもを保育園においてきた。而して駅まで自…

Gary Clark Jr.というヒップホップ、ソウル、ファンク、R&Bをロックにキャッチーに邂逅させたブルーズギタリスト

ニルバーナ、ちゅうかフーファイターズのデイブグロールと、イーグルスのジョーウォルシュが、ビートルズの、ってゆうかジョージの「ホワイル・マイギター・ジェントリーウィープス」を演奏している動画がユーチューブにあった。そこでいっしょに演奏してい…

豆腐班長

拙宅にはときおり、豆腐班長という班長がしゅつげんする。今朝方もそうだった。みそ汁の生成をはじめようとしたところ、たちどころに豆腐班長がしゅつげんした。 そのすがたが見えると、われわれ夫婦は背筋をのばし敬礼でこたえる。豆腐班長はやわらかい物腰…

すべての武器をキスにかえて

昨晩。息子が顔に傷をつくってねむっていた。おともだちのタイセイくんにやられたらしい。保育園でのできごとだ。新鮮なかさぶたが惨憺たるようすを物語っている。 つまりこれは喧嘩の傷である。剽悍無比な三歳児だ。血がたぎったことだろう。天譴をまつより…

薄毛という社会的なタブーが存在するわりに剛毛にたいしてはずいぶん辛辣な世の中だとおもう

先日。時間によゆうがあったので理髪店によってかえった。その風采を妻に眇められ、「耳に毛がのこっているよ」と云われた。「除去してくれ」と懇願すると、その毛をつまんだ妻から笑いごえが弾けた。毛の残りではなく、耳毛が生えていたのである。 ときおり…

日本三大途中でやめられないもの

カルビーという製菓会社が「かっぱえびせん」という商品をかいはつした。その座右の銘が「やめられないとまらない」というものなのだけれど、そんなばかな、といつもおもう。 人類には文化をいとなむうえで「自制心」というこころのシステムが作動する。これ…

SHISHAMOを聴くとフーバーオーバーが聴きたくなるらしいので聴いたらそのとおりだった

流れるツイッターのタイムラインを眺めていると「シシャモを聴くとフーバーオーバーを思い出す」と云ったものが目に留まった。シシャモとはSHISHAMOという日本のバンドのことで、じつは私、聴いたことがなかった。で、聴いてみた。フーバーオーバーが聴きた…

じじいの見分けがつかない

早暁。東の雲がオレンジに染まり、うすい透明な月が蒼穹にうかんでいる刻。息子と保育園にいく。先日、じてんしゃをふたり乗りして疾駆していると、往来にて、ひとりのじじいに声を掛けられた。 「ようちゃん、おはよう!」と息子にあいさつするので保育園関…

楽器屋は初心者用ギターの弦高をすべてぎりぎりまで低くしてやれよ

世の中にはエントリーモデルというものがあって、つまり蟹行文字をしようせずに田臭ただよう漢文字で云えば「初心者用」といういみである。それについてちょっと申し上げたいことがある。 過日。「ギターはどうやったらうまくなりますか? おしえてください…