もしなんらかの脳障害でひとつのバンドの音しか認識できなくなり、それしか聴けなくなったとしたら。そしてその際、そのバンドを選択できるとしたら、私はそのバンドにGRAPEVINEを選ぶと思う。 2017年現在メジャーデビュー20周年らしい。 記念に「Arma…
私はアップルミュージックという月額制音楽配信サービスを受けている。ときおり適当に存じあげないバンドを選んで聴いている。 それはとれも瀟洒なアルバムアートだったもので聴いてみた。car10というバンドだった。かっこよかった。ジャケの小洒落たかんじ…
ミクスチャーロックというのもずいぶんと都合の良いジャンルであるなぁと思う。だってミクスチャーってまぜこぜって意味じゃん。 そもそもロックなんていうのは白人による黒人文化の模倣の延長、それは源流をたどればミンストレルショウなんかに回帰すると思…
ディストーションの「歪み」を歪みと読んでいる方がいた。 ちなみにディストーションとはエレキギターの音色のことである。 ギャーンってな轟音のこと。 ちなみに音色も音色ではなく音色と読む。 たしかに初心者にはわかりづらいと思う。人は間違えて学問し…
好きなギタリストは?と問われると困る。そのときの気分によるのです。ちなみに今はデレクトラックスがすごく好き。 さいきん、と言っても2ヶ月前くらいにライブアルバムをテデスキトラックスバンドで流通させていた。オークランドのライブアルバム、これが…
音楽は心に風を運ぶ。 と、断定的なかっこいい冒頭文を書いてしまった。これは今後の文脈のなりゆきを支配するのでは、と懸念している。でもそう思っているのです。私は。と、倒置法を用いると、なんだか主語が強調されますね。ってなにを書いているのだ、俺…
侮蔑であろうか。 しかしチバ(敬称略、と書いて思うこと。それはロックミュージシャンに敬称をつけるのもいかがなものか、ということである。ロックとはフラットな関係である。そこに儒教観念を持ち込むのは無粋である。しかし実際チバと直面してお話しをし…
いつも読ませてもらっているculture timeのカルさん(id:tanilifelog)さんがバックホーンについて記事を書いていた。 レコチョクが掲載させているバックホーンの人気曲がおかしいぞ、というものである。 www.culture-time.net これ。私はこのカルさんさんの意…
勇気をだして記載すると、オマー・ロドリゲス・ロペスという名前が好き。 とくにオマー、ロペスと言うちょっとポップな語感に、絶妙にサンドされたロドリゲスという強靭な筋肉感がとても良い。たいして好きなギターリストではないのに「好きなギターリストは…
Owl Cityというアメリカ人の音楽マンがいて、その肩書きが「ドリーミー・エレクトロ・ポップ」という。なんじゃそりゃ。と思いますが、人心に眠る音のイメージ、その可視化をよく捉えた表現ではないかな、と思います。 そいで、最近はMEW(ミュー)というデ…
エレキギターが好きでたまに弾いたり買ったりする。その私が購入した、あるいはしようとしているエレキギターの選考3本柱に「外見、金額、音」というものがある。そのエレキギターの音の感じを支配するものにピックアップというものがある。そのピックアッ…
たまに、ごくたまに。現代ふうガチャ的に言えばSSR。ダブルスーパーレア級にであるが、呼吸が苦しくなるほど切実な切迫する、つまり幕之内一歩のリバーブローを食らったかのごとき呼吸困難に陥ってしまうような歌を歌う人がいる。 その一人に私は竹原ピス…
ぜんぶゲットワイルドって、あはは。突飛。しかも不備って。てかそんなの間違えちゃうよ。 www.cinra.net おんなじ曲だけでアルバムなんて珍奇だなーなんておもっていたんですが、そんなトリビュートアルバムがあったことをふいに思い出し、日記の記載にいた…
ついカッとなって。という文言にひどく共感を覚える。ちょいとした拍子に感情を突き動かされてしまう。突き飛ばされる、といったほうが正しいかもしれない。 さいきんエレカシがベストをだした。またかよ、っておもったのだが、ベストというのはドライブなん…
無条件に好きなバンドがいくつかいる。GRAPEVINEとかエレカシとかリバティーンズとかプリンスとかトラヴィスとか。なんだかチョイスに節操ないですが、この無条件をひとは崇拝と呼ぶのかも。プリンスはまじで神になってしまったが。 そんなかにThe Shinsが加…
伊藤ふみおのボーカルは「きしめん」みてぇだな。と思う。ぶっとくて、平たくて、コシや粘りがあるわけではなく、歯切れよい。なめらかで、素材の味が活かされていて、そして「うどん」というカテゴリーに収まりきらなくなるほどの存在感。あと、たぶん嫌い…
ちょっと気恥ずかしさのある発言だけども、ミスターチルドレンの「終わりなき旅」という曲が好き。 名曲を恥じるな!と言われそうですが、私、すでに30を越えたおっさん。しかも妻子もち。それが「もっと大きなはずの自分を探す」つって自分探しの旅にでて…
やはりこの歳になり、いろいろな責任が押し寄せてくると誰にも頼れない。上からも下からも「どうするの?」なんて具合に圧迫されてしまう。横に逃げようも同期はもういない。囲い込み運動ですね。それが社会人ですよ。 そんなとき、誰かに「大丈夫だぜ。今夜…
あれは高校のころだったか。忘れてしまったがとにかく10年以上前。友人の神尾くんがおっしゃっていた。 「マジ、エモい。」 これはどういうことなのか?、と「まじえもい」の文節を読点にて区切り、単語をカタカナ表記にし、それに形容接尾語を付けている時…
いつからか朝が来るのがこわくなっていった。 「夜明け」という単語は隠喩で、希望、暗黒期の終わり、絶望からの経過的救済や、なにかが始まる予感、として使用されることが多い。 いわゆる「明けない夜はないぜ」ってポジティブなフレーズなんだろうけど、…
最近、なんのコマーシャルかわからんのだけど、竹原ピストルの「よー、そこの若いの」という曲が、テレビジョンにHDMI接続したパイオニアの5.1chスピーカーから流れてきていることに気がついた。 さっそくの余談であるが、最近なんのCMだかわからないCM…
さいきん個人的にブルースロックブームが到来している。たぶん生涯7度目くらい。 うそ。3度目か4度目くらいのブーム。なんかブルースロックを聴いているとかっこいい!という根拠のない虚栄心から見栄をはった。ちいさなうそのつき放題。自分の心に正直で…
パンクロックをやろう!と思い立ち既存のパンクロックの型にはまった通称パンクソングをやるのはもうその姿勢がパンクではないので、なんとなく聴くのを避けているバンドってのはたくさんあるのです。グリーンデイっぽいならグリーンデイ聴きます。 そんなな…
せんじつのことである。 とあるブロガーさまの内容に感銘を受けた。 洋楽は歌詞が分からないから聞かない←は!!??!? - 消えゆく僕らの音楽雑記 というか私もおんなじような内容で日記を書きたかったので、こりゃそろそろ書かんとな、と思い書いている。…
エリッククラプトンを語るには私は無知すぎる。 ときおり彼のギターや音楽を耳にはするが、なんとなしに過ごしてきた。ふーんこれが世界三大ギタリスト、スローハンド、ギターの現人神ですか。なかなかたいそうなネーミングですね。なんて。 そもそも私はい…
争う人類。 これはもはや不変である。闘争する生き物である。にんげん。 都内にいるとよくあるが電車内でまたケンカをみかけた。おっさんとお兄さんの。いきり立つおっさん。叫ぶお兄さん。小学生みたいな罵倒をするふたり。表でろ、おらぁ!って口頭ではじ…
入門セットなるものがネットの世界で横行しているがあんなもん買わないほうが良い。だいたい粗悪品だ。ちゃんと楽器屋にいったほうがよい。 初心者が初めて楽器をやるにあたって、楽器屋に行ったほうが良い理由を述べたい。 クソみたいな入門セットで楽器を…
ある晴れた昼下がり 市場へ続く道 荷馬車がゴトゴト 子牛をのせて行く 有名な歌詞である。ドナドナ。子牛売買のうた。この売買にはさよならのバイバイもかかっている。憶測ですが。 ある晴れた昼下がり、というシチュエーションに出くわしたとき、必ずといっ…
2016年はおかしな1年だった。 だってハイスタが活動再開CDリリース、宇多田ヒカルもニューアルバム。 そしてなぜかアジアンカンフージェネレーションの「ソルファ」というアルバムがCDショップの店頭に並んでいる。 おかしい。 ソルファって12年…
まず、この文章は半ケツで書いていると思って欲しいです。 いま、自分で読み返してみたんですが、ちょっと熱く書いてしまった。 だから私は照れているの。その照れ隠しです。だから半ケツで書いてます。 照れを隠してケツ隠さず。これはラブレターです。 志…