ここ三ヵ年ほど。妻とおれにはムーブメントが起きまくっている。それは子育てムーブメント。吹き荒れるアワー子育てブーム。つって過日。妻と話しをしておったところ、やはりなにを話していても、話頭は子どもへと転じてしまうのじゃな。で夜半、ふたりで息子の話しをしておったのじゃよ。
そいで、その日アマゾンが配送されたのだが、ふと妻は気がついたのであった。…息子はヤマト運輸のお兄さんをお友だちだと思っているのでは? と。
たしかに。拙宅の電子呼び鈴がピンゴーンと響くと、液晶画面にうつるその人をみて「やまとさんかな?」といい、玄関までかけだし、まるでビックリサプライズさながらに「ようたくんでしたー」と飛び出るのである。
ちなみに、ヤマトのお兄さんに「ごはんの申告」というのもしている。からあげだったよ。とか、今日ラーメンたべた。とか、今日ようたくんち牛丼だった! とか。牛丼はちょっと恥ずかしいので言わないでほしい。
これはほのぼの系のいい話題だ、とおもいたち、ツイッターに投稿すれば、たちまちにして「いいね」の嵐、または爆発的なリツイートを巻き起こすのでは? と閃いたため、簡潔に文章にした上記内容をツイートしたのであった。
息子がクロネコヤマトのお兄さんをちょくちょく遊びにきてプレゼントをくれる友だちだと思ってる説、というのを妻が滔々と語っていて、翻ってみるとたしかに、息子が「ようたくんでしたー」って出るのとか、「きょう、うち、からあげだよ」などと申告するのとか、いろいろ平仄が合うので超ツボだった。
— ゆあさよ。 (@yuasayo1013) 2018年5月22日
したら。まぁなんということでしょう。えむふじん様がその模様を絵画にして描写してくだすったのである。なんたる幸甚の至り。すばらしき僥倖であった。ほんとありがとうございます。
息子はそのほかにも、暫定おニューのおもちゃなどを「これ、かった!」といってアピールしたりしていて、息子はヤマトのお兄さんをお友だちだとおもっている説は、堅い証左を得たのである。
なぜだろう。とおもったのだが、これは「もりたくん問題」にも繋がるな、とおもった。もりたくん問題というのは、これも以前ツイートしたことがあるので引用しよう。
ようたがお友だちを苗字で呼ぶのクソ笑えるんだけど、斟酌するに、「もりたくん」を下の名前だとおもっている。ようたくん、りょうたくん、こうたくん、もりたくん。
— ゆあさよ。 (@yuasayo1013) 2018年5月14日
たぶんこれである。つまり「ヤマトさん」を企業名でなく、お名前だとおもっている。なぜならばお友だちに、ゆうとくん、かいとくん、はるとくん、桐生戦兎くん、などがいらっしゃるからである。
にんげんは知識と経験を使役して、世界を理解しようとするのだなぁ、と神韻縹渺たるおもいをいだいた。ほら、おれらも知らない漢字とか読めるじゃないっすか。部首とか構成素材とかで。そういうのを三歳児だてらにしているのだなぁ。パパちょっと感動。
えむふじん様は、はてなブログに「えむしとえむふじんがあらわれた」、ライブドアブログに「えむふじんがあらわれた」を開設していらっしゃる。
メインの更新はライブドアのほうで、日常を数コマの漫画でおもしろく描写されている。すてきなブログである。ゲームや漫画ネタも満載でとてもエンタメ性に富んでおられる。とくにドラクエ好きなら要チェックである。
なんだか宣伝くさくなってしまったが、とても感佩したものがあった。息子の欣喜たる表情と、慈愛にみちたヤマトさんの表情がおりなす空気感に、途轍もないハッピーなムードをおぼえる。この方はとても表情を描くのがうまいなぁ、とおもう。えむしとえむおくんのニヒルな表情とかめっちゃおもろいで。ツイッターはこちらですな。
あとついでにおれのツイッターもフォローしてくれ。わずか一ヶ月で不労所得が百万円得られる秘訣を大公開している。