まだロックが好き

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おめおめと生きている日記

ボブ&ディランのアイデン&ティティ

 

猫も杓子もディランディラン。

デュランデュランではなく、ディランディラン。

賛否両論あるだろうか、そんなことは個人的にどうでもいい。

浅学の僕にはノーベル賞がどんだけ価値があるのかよくわからんし、ディランのスタンスもそんな感じだし。

 

テレビニュースの街頭インタビュー。

あなたにとってディランとは?なんて質問。

 

新橋辺りのオジサンたちの答えは「昔聴いていた」とか「おれの青春」とかだった。

ディランはいまでも音楽を続けているのに、いつからみんな音楽を聴かなくなってしまうのだろう。

結局、ディランが好きなワケではなく、流行っていたから聴いていたんだろう。

なんだか寂しくなってしまう。

僕もいつか、そうなるのかな?

 

そういうことで僕はアイデン&ティティをみんなに読んで欲しい。

日本のMJこと、みうらじゅんの作品だ。

 

アイデン&ティティ―24歳/27歳 (角川文庫)

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他人の作った握り飯が食えないシンドロームを解説しよう

 

食べ物を粗末にしてはいけない。

 

わかってます。百も承知です。米粒ひとつ残しません。ラーメンのスープも基本的に飲み干す派です。妻や息子の残したものも全部食べます。貧乏性ですし、好き嫌いもありません。

でもお弁当についてくるピンクのアレはたまに残します。アレは食いもんじゃねぇ。

 

しかし今日、僕は、まるっとおむすびを捨ててしまおう、と思っている。

固い意志です、決意です。苦肉の決断です。断腸の思いです。胸が張り裂けそうです。

 

飢饉を知らない、食べるものに困らなくなったモダンチルドレンである僕。

どうしても食えないものがある。

 

他人の握ったおむすびだ。

 

もはやこの感覚は一般化しているハズ。

 

理由は明確。不衛生だと感じるからだ。

 

今日、なぜか知らんが、職場のおばちゃんにおむすびを頂いてしまった。

「新米だからおいしいんだよ~。」

おばちゃんの目には慈愛の光が溢れていた。

 

いつも昼食はカップ麺とおむすびの黄金コンビだと職場に知られてしまっている僕は「あ、今日お弁当なんで…」とも言えず、「あ、ありがとうございます…」と受け取ってしまった。断れる勇気もない僕を恥ずかしいと思いますか?

 

僕は軽い潔癖症です。

電車の吊革、座席は結構ガマンして触るレベル。

トイレの便座には直接肌がふれないようにトイレットペーパーで簡易便座を作成するレベル。

この軽度の潔癖症は世間的にも、現代で横行している症状だと感じている。

昔に比べてそういう人増えているというデータを目にしたことがある。ソース貼らないけど。とくに子ども世代に増えてきているらしい。

 

これの原因、マスメディアにあると思っています。

 

昨今の「除菌信仰」の活躍は目をみはるものがある。

食器用洗剤にも除菌もできる、なんて謳い文句。

消臭剤にも除菌ができる、なんて謳い文句。

ピクニックには手ピカジェル。

洗濯洗剤のCMに関しては見えない皮脂や、汗や、脂汚れなんて、さも人間の分泌物が不衛生であるかのような演出。そいつも落とせますよ、なんて。

 

広告としては非常に優秀。

人の購買力を煽るには不安に付け込むのがイチバンだからだ。保険なんてその最たるもんだね。

 

こうして潜在的な細菌に対する恐怖心を煽ることにより、こうした目に見えない何かを信じる僕のような馬鹿は、他人の作った握り飯が食えないシンドロームに陥ってしまう。

まるで狂信的に神を信じる信者のように。

 

酷く妄信的な部分もある。空気清浄機なんて、どうなの?と思うところがある。まぁウチも買ってあるんだけど。

 

神は死んだ、といったのはニーチェだっけ?

まぁとにかく科学に妄信的なのは現代の宗教だな、と話しが飛躍しますが許してください。

特に細菌に対する恐怖心は、神への畏敬の念とさながら一緒でしょう。

 

さて、このおむすび、どうしたもんか…。

 

エリエール 除菌できるアルコールタオル 詰替用 お買得 240枚入り(80枚×3個)

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音楽の情報に頼りすぎるな、と言いたい。

 

ネットで話題の新ドラマ!必見!ガッキーの激カワダンス!!

 

そんなこんなでウチの妻が、逃げるが勝ちだぜ人生は、みたいな名前のドラマを観ていました。

内容はすみません、全然わからないのですがおそらく夜逃げのお話しでしょう。

 

断片的にシーンを目の端に捉えていたのですが…。

 

うーん…なんでしょう…この恥ずかしさは。

直視できない。クサい。演技が。ドラマだからしょうがないのだけど。

僕も少年時代はよくドラマは観ていましたが、こんな感じでしたっけ?

踊る大捜査線とかに恥ずかしさを感じてましたっけ?

きっとたくさんの現実を見てきた僕の心がすさんだのでしょう。

もうイヤだ、純粋な心を取り戻したい。

 

そして、ここぞ!とばかりに流れてくるバックグラウンドミュージック。

これについてちょっと言いたいことがあるのです。

 

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