まだロックが好き

まだロックが好き

おめおめと生きている日記

スウェットポッケ不要論

夜半。閨に入ると、どうも寝心地が悪いというか輾転反側、いたいなー、いたいなー、って稲川淳二をスパイスに加えて云うと、太ももあたりに違和感があるのである。RのでR。その正体は、すなわちスウェットのポッケであった。 スウェットのポッケ部分がポッ…

シティマラソンによる交通規制

Pixabayのmaxmannによる画像です やけに車がすすまねぇな、と苛立ちはじめたとき、ふと目の端にひとつの看板がとまった。そこにはなんと「シティマラソンのため交通規制」という注意勧告がゴシック体で書されていたのである。そんなばかなことあるめぇとおも…

ツイッターには「半年ROMってろ」と言ってくれる優しい人がいない説

ツイッターで政治家みたいなのと一般人が喧嘩していた。他人の喧嘩ってめっちゃおもしろいよな。勉強になります。そのなかで一般人が「巣窟(すくつ)」という表記を使った。それについて政治家側が「ソウクツです。ちゃんと日本語を勉強したらいかがですか…

「ピザって十回言って」の起源

日常的に、ひとを謀り姦計に陥れようとする行為が横溢している。哀れ人類よ。だから世界に戦争がなくならぬのだ。無辜なる人民を瞞着し、おのれの虚栄心を充たす。その愚昧な行為のひとつに、いわゆる「10回ゲーム」という転合が存在する。 小学校の砌。友…

漢字の書き順

妻に「おまえ漢字の筆順めちゃくちゃだな」と言われる。 そのたびにちゃぶ台をひっくり返し、「ばかやろう! 書ければいいんだよ!」などと大声でわめき散らし、挙句の果てに妻の頬をしたたかに打擲する。歔欷する妻を背中にして「文句があるならこっから出…

あなたが望むなら俺はいつでも大見得切ってかっこよくいたいと思っているよ

ドラクエⅤで、主人公の最終的な称号が「ゆうしゃのちちおや」というところに、おれはなんだかグッとくる。 きっと「グランバニアの王」よりも、「勇者の父親」であることのほうが世界的には安全性がたかく、どうじに重要な事柄だからそういう称号でおちつく…

「心臓を貫かれて」を読んでおこがましいけれど片親家庭の悲劇をおもった

エミール・シオランという毛唐が「生誕の災厄」という本を出版したのがいつかは知らないけれども、その内容はとんでもない中二病感に満ち満ちており、あぁこれを多感な青春時代に読んでいたら、まともな人生を送っていなかっただろうな、とおもったことがあ…

「ゾイド」はカツカレーの発想

動物をロボにしたんすよ!? ってゆうか恐竜のタイプもあるんすよ!? さらに言えば昆虫のタイプのあるんすよロボで!! なんというトリック。旋律と旋律がからみあう凄まじいポリフォニー。ってゆうか悪魔の発想。タカラトミーは何人分の社員の魂を悪魔に売…

のり弁のコロッケをいつ食うのかという問題

血液型や生まれた月日の守護星によって、人格や人生を紋切り方にあてはめる。そんな軽はずみなアクションがなされて早幾世。おれたちはこの時代に疑問をもたなくなったが、かくなる運命的な数値のみに人生を断定されるよりも、やはりもっとその人の行動にも…

うちには家事の男女平等なんていらんのじゃ

どうも、りゅうちぇるです。妻が育児でたいへんなので、炊事をこなしています。と云った瞬間、真っ白な光の世界に包まれる――。どかーん。「いいね」の核爆発。すごい! 素晴らしい! 夫の鏡! といった賞賛の黒い雨。「こんな旦那さんだったらいいな」という…

タトゥーを彫りたい人生だった

タトゥーを彫ったことにたいし峻烈な批評をうけた。そんなひとがいるらしい。まぁ批判するのも、タトゥーをいれるのも、個人の自由だとおもう。個人的な意見だが、おれはタトゥー、わりと好き。それにおれの好きなひとたち、古人のロックスターなどは、その…

妻は家族というより半分おれ

貧窮にからまれた母子家庭にうまれそだったため、家族旅行というものをしたことがない。かわいそうとかおもうんじゃねぇ。祖父母とはすこしく行ったことがある。でも熱海とかそういう、子どもには一切のメリットが無い、ひなびた温泉町ばかりであった。 よっ…

コンビニで品物を一個だけ買う、ということができない

生きづらさ、というか、じぶんの弱さ、のようなものを有体に記載することによって、「あぁ、なんてかわいそうなひとなんだろう」と読み手の同情心をあおり、「このひとは私が見守っていてあげなければいけない」という慈悲のこころを発生させることにより、…

三歳児と仮面ライダーの映画を観にいった。

画像出典元:『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』 本ビジュアル・本予告編映... | 東映[映画] 過日。三歳児と「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」と、どうじ放映の「快盗戦隊ル…

ゲームってみんなでわいわいやるものではなく、孤独を肯定してくれる唯一の存在だった

母親の交際かんけいで、おれは知らないおじさんからプレゼントを頂戴することが屡あった。プレステもそうだったし、MDコンポもそうだった。ずいぶんとラッキーな星のもとに生まれたものである。 そのなかでもっとも人生を揺さぶったのがスーパーファミコン…

チョコミントへの期待

「チョコミント」と発言するたびに、無垢な生娘のきぶんになる。その文字列を言葉にだしてみると、三十一歳のおっさんが頑是無い少女のような口もとになってしまう。エビバデセイ。チョコミント。ほらね? 乙女。チョコとミント。トイプードルを飼ったら名前…

小さじ一杯の憂鬱

「生きてぇ~ることが、つらいなら~」って、あっ、直太朗それそれ。生きているのがつらい。そんなときがある。でもその淵源は、他人からみれば、取るに足らない、歯牙にもかけない、事も無げにしてしまう、そんなことばっかりである。よって、情状酌量の余…

修学旅行に苦しむ

衣食足りて栄辱を知る。なんていうけれど、嘘だよ、あれ。きほんてきに衣食を足りているひとは生活において辱めをうけない。まぁ栄遇なら知っておるだろう。でも恥辱は知らんのだよ、やつら。金持ちはみんな滅びればいい。 でも、おれは貧乏だったからわかる…

おれのヒーロー像はクレヨンしんちゃん

おれが五歳のとき、とんでもないパンクヒーローが出現した。それが「クレヨンしんちゃん」というアニメの主人公、野原しんのすけであった。 おれのしたいことをすべてしんちゃんがやっていた。大人の理不尽を衝く。それは社会の明文化されていない闇に光をあ…

比古清十郎のポジション

ぽつん。空席が目にはいる。五月いっぱいで退職したひとがいる。裏返ったキーボードの寂寥は、あたかもなにかを忘れようとしているひとたち、その日常に流されていく業務のなかで、ひときわ異彩を放っていた。 「好きなことで生きる」らしい。ブログでもはじ…

ニュースとか見てさいきん思ったこと

ボードレールというフランス人が、「人間の超罪深いぶぶんって倦怠だよね」なんていっていたが、ははは、一理あるなぁシャルル。やるね! とそこそこ感嘆する。 しかし、頃日。おれはそうおもわない。なぜなら倦怠は人畜無害であるからだ。倦怠により行動し…

「おい坊主」と呼びかける老翁になりたい

いいたいこと。というのは文句であったり、不平不満であったりするとこがおおい、というのは重々承知なのであるが、やっぱもっとこう、ハッピーなことを言いたいな、なんておもったり、おもわなかったり、でも芯にある性格の悪さが、口の悪さにリンクしてし…

クリームソーダ

問題。ジャジャン。いま話題のハッピーグルメ弁当といえば? チックタックチックタック「…どんどん?」ピンポンピンポンポピンポーン。という一連の流れ、いわば形式、いわば伝統芸能を、静岡(サイレントヒル)に住んでいる、もしく住んでいたひとならば、…

エモいとは

機能美を意識したデザインに機能美はない。そうおもう。それはただのデザインであって、機能美とは、それを意識せずに形成されたものではないのかしら。それとおなじようなことが「エモい」には言えるのではないかしら。ね。なんて。 エモい文章の作り方|嘉…

カラオケの森

ピアノの森というコミックを数巻ほど、ちらと拝読したことがある。現在完了文。 そのストーリーのなかで、主人公のカイという少年は、森に違法投棄されたピアノを弾く。この違法投棄されたピアノは誰でも弾けるピアノではない。じつは鍵盤が激烈に重く、堂に…

足りない人生

産みの母が離婚しているので、おれには「父親のいない生活」というのが普通だった。ひとは自身の「普通」に懐疑をむけないものなので、これがふつうだとおもっていた。それに父親がいる生活のほうが「逆にどうなんだよ!」みたいなきもちでいた。 愁嘆場を演…

どうしてそれを犬だと認識できるのか

過日。ちょっとでかめの公園に行った。バーベキューなどができる公園と修飾すれば想像しやすいかもしれない。そこにドッグランがあった。 ドッグランは大きいドッグ用と小さいドッグ用があった。我が家の三歳児はドッグが好きなので、すこし観察することにし…

ギグバッグとチャリンコと寄り道

高校の時分。スタジオにいくのが愉快でしょうがなかった。バンドの練習だよ。 おれはそのときベースを担当していた。ギターが好き、とかいいながらバンドはじめたころは「みんながやってるギターなんてやったって意味ないじゃん」とかおもっていた。こじらせ…

イギリス人になりたい

僕が白人だったら長い足とブーツでフロアー蹴りつけビートルズが好きって言ってフィッシュアンドチップスを食べる、みたいなことに羨望というか憧憬がある。おれは転職してイギリス人になりたい。ちょっといまデューダでさがしてるところ。 古来より継承され…

サブウェイも一蘭みたいな注文システムにすればいいのに

先日。サブウェイというパン屋に行った。おもにサンドイッチをとりあつかうパン屋で、おれは「エビアボカド」という商品をチョイスした。ちょいーっす。 その発注のさい問屋をとおした。妻である。そもそもサブウェイというショップ自体、妻に忍従してやって…