まだロックが好き

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おめおめと生きている日記

バンドは「何をやるか」じゃなく「誰とやるか」

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久方ぶりにバンドスタジオに入ってみた。この間の土曜日だ。久しぶり、といっても4月にライブイベントにでたので2ヶ月ぶり?くらいだけど。

 
スタジオで大きな音でギターを弾いたり、うたをうたったりするのは楽しい。
また今回はいいメンツでやれたってのは今回のスタジオの大きな満足度の一因だと思う。
 
バンドも食事も旅行も「なにをやるか、なにを食べるか、何処にいくか」ではなく、いちばん大事なのは「誰とやるか」だと思う。
 
前回のライブイベントでは正直メンバーに納得がいかなかった。下手くそなおれが言っていいことじゃないが、いやほんとにつまらなかった。
バンド活動に於いては中級者くらいの位置にはいれてると自負している(ギターとかのレベルじゃなく)。そんなおれは初心者のみんなにいろんなこと、例えばスタジオでの音の出し方とか、バンドのバランスとか、やさしいキッスの仕方とか、諸々を教えるべき立場にあることはわかっているんだ。それを最初はやっていたけどなんだか途中からは口出ししなくなった。
人間的に合わなかった、というと人格否定になってしまうな。「バンドをやる」ということの方向性がおれとは違ったんだと思う。みんな自由奔放な人たちだった。バンドをやっているという感覚がなく、勝手に音を出しているというように感じた。話もあまりしたくなかったから練習終わりの飲みも断った。
 
今回はそれがなかった。単純に楽しめた。会話もノッた。めちゃくちゃ飲んだ。
バンドをやることに関して目的が同じなんだな、と思う。そういう人たちとやるとラクだ。バンドも結局は人間関係だ。そんなのロックじゃないぜと言われるかもしれないがバンドは小さな社会なんだよ。人と何かをやるときに向かうべきところを一致させないといけない。仕事と一緒かもな。ロックは反社会だぜイエイとかいって社会性とは隔離されるかもしれないけど、バンドを一所懸命できるやつはなにをやっても、まあ仕事でもうまくやれてるヤツだと思う。
 
とまあここまでエラそうに書いてはみたがおれのギターは壁にトマトを思い切り投げつけたような音がしていた。
 
ベチャベチャベチャーン。
 
クソだった。