まだロックが好き

まだロックが好き

おめおめと生きている日記

ちいさいハッピーみいつけた

殺風景とはこれまたずいぶんな物言いですね。なんておもいながら近場の公園にノコノコとやって来た私。そして道連れの息子。保育園はアヒル組。元気いっぱいな2歳児である。

というのも、彼の母。つまり私の妻にあたる女人が体調不良を訴え、本日のさまざまな予定が中止となったことから寒空の下、ニット帽を目深にかぶった不審者の一日ははじまった。

近場の公園は敷地に対して遊具がお粗末極まりない。 目視で空間測定をするならば、だいたい500平米ほどある敷地。そこにあるのは、ぽつねんとすべり台。あとブランコ鉄ぼう。ぞう、ぱんだ、うさぎの造形を模したバネの張力を活かし反動で楽しみを見出す遊具。の4点セット。あとは無限に地平線が広がる大地。モンゴルです。嘘です。

ということで遊んだんだぁ。と言っても傍観しているだけ。防寒しながら、なんて言ってしまう冬季限定同音異義語ギャグ。つまりダジャレ。今日もおもしろいな、おれ。なんて励ましの言葉を自分自身に送りつつ日記を書いています。がんばれ!まけんな!

公園はさまざまな用途でさまざまなジャンルの人間が往来する。 私達のようにただの遊び人もいれば、自身の健康管理の為に運動を施す老人。ペットのさんぽの老若男女。近道のためだけに横断する背広のお兄さんなどエトセトラ。わずか1時間あまりの間にも雑多な人種を目撃しましたとさ。

おそらく、推測の域をでないが、夜間にもそれらしい人々はいるのであろう。わたしがこうして暖かな部屋で日記を書いている間にもなんらかの事情で寒空の下公園にいらっしゃる方々。かわいそうだと思うが、「みんなちがってみんないい」と道徳の授業で固定的概念を押し付けられることになんの疑問をもたないで生きてきたのでそれもそれでよいのでしょう。道徳の授業。なんだい、そのたいそうなネーミング!なんつってね。

しかし、である。 道徳の授業で教えるべきことはそんな漠然とした概念ではないだろう!と思うのです。 もっと大切な具体的な法案を協議するべき。 親を大切にしろ!とか、資源をつかいすぎるな!とか、お金は計画につかえ!とか、よる10時以降はあまり食べない方が良い!とかそうゆうやつ。

そんななかに「ゴミはゴミ箱へ。もしくは持ち帰りましょう。」というもんはもっと強調すべきではなかろうか。と思ったのも、ブランコの足元に散乱するタバコの吸い殻。アイスの棒。 そして周りの植栽にからまるビニール袋やビンカンペットボトル。

自論で、駅のトイレがキレイな街は住んでも大丈夫。というものがあるのだが、それもやはり街の住人の民度というものが計られるのであって、公共の場というのはたいへん如実にそれが尺度として際立つのではなかろうか。と思うが故に、君たち、公園はキレイにしなさい。って言うか、道もキレイにしましょうね。なんて声をあげたい。わたしは。

というかガム踏んだし。におい的にバブリシャス。あまいにおいが鼻に付く。あぁ。もうやだ。いっそ公園はドーム型にして夜は入れないようにしちゃえば良いのに。なんて思ったり。

だけど、公園でどんぐりを拾った息子。 どんぐり屋さん、という原価的に利益が出まくりそうなお店屋さんを開業する息子に商才を見出した日曜日。どんぐりは何個買っても5円。ちゃりーん。 楽しいいちにちでした。