まだロックが好き

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おめおめと生きている日記

コストコに行くとアメリカ人になってしまう

 

このタイトルはだいぶ「あるある」だと思っているのですが、どうなんでしょう。

コストコというのは会員制のスーパーマーケットで、たぶんアメリカの企業が運営している。カナダとかだったらどうしよう。

倉庫みたいなところに風呂敷をひろげ、雑多に商品を陳列させて商いをしている。その商品ひとつひとつがかなり大量にパッケージングされ販売されている。ドクターペッパー30缶1500円とか。品物一個のコストはかからないのだが、なにせ大量なのでけっこうな金額を消費してしまう。ゆえにあそこは高級スーパーと言ってもよいのではなかろうか。

 

個人的にであるが、コストコの会員カードは自慢できるものだと思っている。だからサイフの見える場所に保管している。私は長財布を愛用している。折りたたみ式である。開帳し、メインの紙幣や硬貨を収納する場所とは逆のカード収納所にコストコの会員カードを収めている。そうするとサイフを拡げ金銭を取り出す際、コストコのカードが対面する人間に見えるようになっている。さりげなく自慢している。

 

日曜日にコストコに行ってきた。買い物であるが、あそこはただ買い物をするって場所ではない。擬似アメリカンになるために行っている。そのために年会費3900円を支払っている。アメリカ人になるにもカネがかかる。

 

コストコ札幌倉庫店

 

まずショッピングカートがでかいのが良い。商品が大量パッケージでなので大きいから必然的にでかいのだが、これが私の中にあるアメリカンな心を揺さぶる。映画の中の世界だなぁと感慨に浸ってしまう。シックスセンスだっただろうか、あの子どもがママの押すショッピングカートの中に入りスピードを楽しむ、というシーンがあるが、あれがいつも思い出される。

 

店内の様相もまたグッとくる。働いている店員様のコスチュームも徹底されている。ディズニーかと思う。ネルシャツにジーンズ、そしてスニーカー。そして品だしをしている人は主に原色が入っているパワー手袋をしている。これがまたいい。わかってる。バナナのはいったダンボールなんかを担いでる姿なんて必見だ。たまに黒人の店員様もいるのがポイントであったりする。屈強な男だ。めちゃくちゃハンバーガーが好きそうなのが良い。たぶん元海軍。

 

このアメリカの暮らしはマイハウスに帰ってからも続く。やはり食品類もデカイからだ。今回は牛豚混交したひき肉を2kg購入、ハンバーグにした。またさくらどりの胸肉は2,4kgあるがすべて粉をまぶしチーズを溶解させた溶きタマゴにくぐらせピカタ風にした。コストコで買ったものは洋風の料理になる。ちなみに人気商品プルコギも購入したが、この国際色豊かな感じもまた人種の坩堝感があってたまらない。まぁ単純においしいから買うのだが。

 

そのほかにもピザやドクターペッパーなども購入。ピザはシーフードをチョイスした。直系40cmほどあり1500円というのはお徳だが食いきれない。しかし、ほおばるピザをドクターペッパーで流し込むとき、私の中でいちばんアメリカを感じる。ザモーストアメリカンタイム。なんだか私はトムな気がしてきた。もしかしたらほんとはマイケルかもしれない。妻はジェニファー。息子はエヴァン。飼ってる犬はリッチー。

 

もろもろ購入で140ドルくらいをコストコに落としてきた。クレイジーだ。しかしこれは比較的安いほうだとアイシンク。すべてアフタークッキングしたらリフリジレイターに回される。冷凍庫はもうぱんぱんだ。ハッピーだぜ。年会費はかかるしプアファミリーにとってはかなりの痛手だ。だけど楽しい。マジエンジョイ。ファッキングレート。

 

ちなみに今日の朝メシは昨日の残りのピザであった。いかにもアメリカン。まだコストコの余韻を楽しんでいる。