まだロックが好き

まだロックが好き

おめおめと生きている日記

ウォーキングデッドばかり観ているのでその感想を述べたい

 以前にこんな記事を書いた。

ウォーキングデッドを見始めた。家族がゾンビになったらどうしようと思った。 - まだロックが好き

 

 帰宅し、入浴し、飯を食い、家事をやって、ゾンビを観る。という一連のライフスタイルで望月家はうんようされている。いまシーズン5を観終えたところである。

 

 やはり人間、作品を見ると、おもうことがでてくる。こんな頭の足りない私でもおもうことはある。こうして日記におもったこと、感じたことをかくのは、アルコールで死滅した私の脳に好い刺激をあたえてくれるはずなので、記載したい。ネタバレはあるようでないです。たぶん。

 

シーズン4あたりから黒人が増えまくった

 おそらく黒人の団体から「おかしい!」、「もっとネグロイドをだせ!」と言われたのだろうか。初期にはあまり多いといえなかった黒人の出演者がふえまくった。アメリカの文化は肌をもって感じたことがないのでなんとも言えないが、そういった「圧力」というものはあると思う。しかし黒人団体も、このパニックスリラードラマをなめていた。黒人の出演率はふえたのだが、どんどん死ぬ。

 

 つぎつぎに黒人たちが殺されていく。もちろん白人も死ぬのだが、ふえたぶん殺されていく黒人を見ていると、この世の無常を感じる。これがもっとハートフルなコメディ劇画であれば、黒人がふえることは好いことなのかもしれないが、こんだけ死にまくると、「黒人の出演者をふやせ!」と愁訴した意味というものを疑ってしまいますね。

 

グレンがモテまくる

 グレンという韓国系の若人がでてくる。かなり主要なメンバーであり、さいきんめっちゃかっこ好い。しかもなぜかもてる。欧米における東洋人の神秘的な風采は、その手の好事家によって愛玩されるらしい。オノ・ヨーコがそれを示した。しかし、それにしても好い感じに描かれすぎている。ここでふと、脳裡をよぎったのは「韓国の印象操作」である。

 

 韓国人は気位が高い。らしい。たしかに友人の在日韓国人もすごい矜持の強さだった。それゆえか、自民族をよく描こうとする。それをするためには金に糸目をつけないらしい。俺はこのグレンというキャラクターの活気ぶりに、韓国からの経済的援助がウォーキングデッド制作陣になされているのではないか、とおもってしまう。

 

 ちなみに妻は「ロスト」という洋夷の戯曲もみていたのだが、そこでも韓国人は「よく描かれていた」と言っている。どうしてこれが中国や日本人、またはモンゴル人ではないのだろうか。ふしぎである。が、民族的なことを言うと殺される可能性があるので、この件については擱筆したい。

 

 リック、疲れすぎ

 主人公はリックというおっさんなのだが、この役の人の演技がおおきい。仰々しいのだ。それはとくに疲労しているときのアクションがおおきく、リーダーであり、引率の立場でありながら、リックがいちばん疲れているように見えてしまい、なんとも頼り甲斐がない。

 

 私は日本の国産ドラマをみていると、小恥ずかしくなってしまうのだが、その要因として役者の「こんな挙措しねーよwww」的な、一種の嘲弄があるためなのだが、これをアメリカ語などで、アメリカの文化としてみている欧米人は、どうおもっているのだろうか。リックが本国で小ばかにされていないことを祈りにも似た気持ちでみている。

 

 でもやっぱおもしろいよね

 漸くシーズン6に入る。アマゾンプライムビデオで見ていると、流れるサムネイルで「あ、こいつ生きてるんだ」とかがわかってしまうのが難点だが、続きがきになってしまうので、確認がてら観てしまう。

 

 いつも妻と観ているのだが、だいたい私はそのときアルコールを摂取している。妻はさいきん炭酸水ばっかのんでいる。私はつまみがなくても酒がのめるのでへいきなのだが、妻が炭酸水の肴を用意している。それがいつも、生サラミとか、コンビーフとマヨネーズを合えたものとか、豚の心臓を炒めたものだとか、なんだかゾンビを拝見するのにはふさわしいような、ふさわしくないようなものばかりで、諧謔味があるなぁ、自虐的だなぁ、この人と結婚してよかったなぁ、とおもう。