まだロックが好き

まだロックが好き

おめおめと生きている日記

「ロック」と「犬」の類似性

たとえばあなたの生活に、というか世界の概念として「犬」と呼ばれる哺乳類と「ロック」という音楽が無かったとしましょう。 そこに急に突如として現れるのがチワワとシベリアンハスキー。 前述した世界の中で慎ましく生きるあなたは、果たしてこのふたつの…

シャングリラの一拍にツェッペリンの翳を見た

ヨツウチロックが流行ってますよね。なにを今更って話ですが。 昨今のEDMブームにノってロック界隈でも「兎に角ノれる曲」ってのが台頭している気がしますね。グルーブサイコー!!フォーッ!! 分かりやすくて聴いていてウキウキするし音楽の持つ力を最大限…

アダムランバートはうまいけどクイーンにはなれない

そういえばクイーンが日本武道館公演ですね。アダムランバートと一緒に。 queen-lambert-japantour.com ちなみに周知の事実かと思われますがオリジナルメンバーはブライアンメイ(ギター)とロジャーテイラー(ドラム)しか残ってません。ジョンディーコン(…

先週ぼくがよく聴いた音楽8

今ぼくは大いなる悲しみの中にいるがかろうじてブログを書くことにより自我を保っている。 その悲しみの理由は長年ギターマガジンに連載されていたイースタンユースの吉野寿による「ヨノナカバカナノヨ」が終了してしまったからだ。 こち亀なんてどうでもい…

THE BACK HORNは退廃的な光を叫ぶ イキルサイノウ

まず始めにこのアルバムが必要な人を限定したいと思う。 THE BACK HORNというバンドの特性上、誰にとってもオーケーだという音楽を奏でているわけではないからだ。 とにかく日常がつまらなく感じている人間。やり場のない怒り、悲しみ、そして愛を燻らせてい…

動物とバンドやるならドラムは絶対ゴリラにするね

霊長類最強はゴリラだと思うんですね。 それは知能的なことではなくフィジカルな部分。 裸一貫、まっさらなバトルフィールドで立ち会った時、誰が生き残れるか。 言うなれば純戦闘力ですよ。であれば誰しもがゴリラを思い浮かべるでしょう。 随分手垢まみれ…

アドリブを覚えるという言葉のちぐはぐ

ジャズが嫌い。 というよりジャズをやってるヤツが嫌いなのでジャズが嫌い。 もっと詳細な理由を明記すると、ジャズをやってるヤツの「オレはオマエより高尚な音楽やってっから」的な上から目線が嫌いなのでジャズが嫌い。 これは、ヒップホップは音楽的意義…

先週ぼくがよく聴いた音楽7

よくブログを拝読させていただいている。 主にはてなブログだが、皆様の文章は素晴らしく面白く、中にはライターなどの職業の方もいて、いやライターではなくともすごい上手な文章の方もいらっしゃってとても勉強になる。 さらには有意義な情報を発信してく…

The Libertinesという21世紀最大のロックバンド

ロックミュージシャンてのはクソったれであるべき。 そんな願望をこねくりまわし、ヒト型に具現化したような人物。 それが表題になっているバンドのフロントマンのひとり、その名もピート・ドハーティ。 そんな彼と、あともうひとりのフロントマン、カール・…

エレファントカシマシのライフを聴かなきゃ!

季節感のあるアルバムってあるじゃないですか。 ぼくにとってこのエレカシのライフは夏になったら絶対に聴かなきゃならないアルバムのひとつなんですね。 まあ勝手に聴いてろと、お思いでしょうが。 ライフ アーティスト: エレファントカシマシ,宮本浩次,小…

先週ぼくのよく聴いた音楽6

え、もう金曜日ですか? 今週、水曜あたり飛ばしてません? ブログって睡眠不足になる、の巻 の今週でした。 くるり 言葉にならない笑顔を見せてくれよ マッコイ・タイナー Fly with the wind The La's The La's 総括 くるり 言葉にならない笑顔を見せてくれ…

初めてのエフェクターは持っているギターによる

初心者はこれを買うといいよ。これ一つあればたいていのことが出来るよ。すごくキモチがラクになるクスリがあるよ。ちょっとマッタ。この言葉たちにだまされてはいけない。国が乱れる。 こんなことをいうヤツは夏目漱石風に言うなれば、ハイカラ野郎の、ペテ…

台風直撃なのでフジファブリックのTAIFUを聴く!

時事的なことを書いちゃう。 しばらくブログをスポーツ放置していたのでリハビリ的に書いちゃう。 (このスポーツ放置という意味はオリンピックを見ていたから、スポーツを見ていたから、それにかまけてブログを放置していた、とかいう意味ではなく単純に忙…

バンドの在り方について

年甲斐もなくパンクバンドのコピーをしている。イベントに向けた一過性のバンドだが、これがまた結構楽しい。 以前日記に書いたのだが、そのバンドだ。 yuasayo1013.hatenablog.com コピーなのでスタジオでやることは、源曲というお手本に沿って音合わせをす…

先週ぼくのよく聴いた音楽5

A「夏といえば…」 B「スイカ!」 A「ちがうよ~」 B「水着」 A「も、いいんだけどねぇ…」 ぼく「エレカシのライフ」 A「そう!これこれ!!」 エレファントカシマシ ライフ andymori ファンファーレと熱狂 the libertines Up the bracket HAWAIIAN6 SOULS

ブライアンメイとかいう全ての夢を叶えた男

全人類の叶えられる夢.。それは絶対数が決まっている。 今は時期的に甲子園なんてやっているけど、甲子園出場レギュラーなんて出れるヤツのほうが少ない。プロ野球選手になる、て言ったって巨人軍に入れる人は数が限られている。 つまり誰かが何かになったら…

先週ぼくがよく聴いた音楽4

7月が終わりを告げてしまった。 また今年も夏が来る。ぼく夏だいすきぃ。 なんとなく備忘録的な感じでこんな記事を書いているのですが、 これがまた自己啓発となって新しい音楽聴いていこうって気が起きるんですねー。 何気に楽しんでます。ブログ。ぐふふ…

椎名林檎という衝撃 無罪モラトリアム

「ここでキスして」のギターパートを演奏させていただく機会があり、無罪モラトリアムというアルバムを久しぶりに聴いた。すごかった。 無罪モラトリアム このアルバムは、日本の音楽を変えたアルバムといっても過言ではない。と思う。 無罪モラトリアム ア…

先週ぼくがよく聴いた音楽3

人生において好きなバンドを見つける、というのはなかなか難しい。 比較的音楽(主にロックというジャンル)を聴いてきたほうだと思うのですが、むしろそれゆえか、「好きなバンドは?」と問われると正直返答に困るのです。 そういう時は大体「スピッツ」と…

MEWのFrengersを聴いた!

ミューさんかっこよすぎる。 このかっこよさ、一言でいうと。 ポップで美しくて優しくて荘厳で繊細なのに儚くて切なくしかも展開とか結構難しい事とかしててでも変拍子はすげぇナチュラルにハマっててボーカルの人の声は高音の抜けのいい少年みたいなピュア…

MEWの+-を聴いた

MEWというバンドを初めて聴いたのです。 そう遠くない昔、ぼくがTSUTAYAに足しげく通い、シコシコと手持ちの大容量HDDにそのレンタルされた楽曲たちを詰め込んでいた時代。つらつらと店内を歩いているとひとつのポップに目を引かれた。 The Midsummer Statio…

Funkadelic Maggot Brainを聴いた

いまどきのロックキッズはツェッペリンなんて聴くのか? 「ファンクなんて聴かないッスね~今日は重たいギターフレーズが聴きたいんスよ。ツェッペリンきこうぜツェッペリン。今日の気分はⅡだな~」 なんて思っている全国のロックキッズ。 または、 「ロック…

先週ぼくのよく聴いた音楽2

先週は何気に忙しかった。3連休じゃなかったし。 海の向こうではなにやらポケモンGOというスマホゲームが流行っているらしいじゃないですか。アイアムポケモン世代!!日本でのリリースが楽しみですね! って実はぼくは非常にタイムリーな世代なのですがポ…

TravisのEverything at Onceを聴いた

Travis Everything at Once トラヴィスはいつまでトラヴィスですね。 シンプルなバンド構成プラスストリングス的な。飽くまでも歌。主役は歌。 しかしどうしたフラン、玉手箱でもあけたんか。 1. What Will Come Travis - What Will Come 広がりのあるキレイ…

第17次WEEZERブームが来てる!俺の中で!

最新作ホワイトアルバムが良すぎた! 「ホワイトアルバム」 これはかつて伝説のファブ4がそれまでのサイケデリック路線を逸脱し自らのバンド名をつけたいわばノータイトルのアルバムの通称。 またそれがかつてないほどの名盤。 ちなみにぼくは学生時代、登…

先週のぼくのよく聴いた音楽

洋楽が多かったなー ただつらつらと書いていきます。 The Dismemberment Plan Change WEEZER ホワイトアルバム Pavement Crooked Rain,Crooked Rain Funkadelic Maggot Brain FIELD OF VIEW ベスト

インディーズからオルタナティブへ

青春の血というのものは絶えず燃えているもので、それを外的に散じていくことを揶揄的に「こじらせる」などと言うのではないだろうか。きっと誰しもに経験のあることなので恥じることはないし、そう揶揄って言うもんじゃないとおもう。 音楽にはそういった若…

音楽が死んだ日

ドン・マクリーンという歌手がいる。1971年に彼が歌った「アメリカン・パイ」という曲には「音楽が死んだ日」という印象的なフレーズが使われているが、どうしいうことなの? というとバディ・ホリィたちが死んだ日を寓意をこめてそういっているのである…

暴力教室とロック・アンド・ザ・クロック

「暴力教室」という映画が放映された。なんだか「万引き家族」みたいなタイトルですよね。物議を醸します。まぁ両方とも観たことねぇんだけど。そこで使用されたのがビル・ヘイリーの「ロック・アンド・ザ・クロック」という曲である。 暴力教室 [DVD] 出版…

アラン・フリードの偉業

ロックンロールのデンドウというやつがあって、ロックンロールにはエレキギターが必要なのだから、「電動」はあたりまえじゃん! とかおもったりするんですけど、これ実は電動ではなく「殿堂」なんですね。殿堂こけし。なんだかとっても巨きそう。威厳があり…